ハノイ観光の中心!ホアンキエム地区

近年、女子旅などでアジアの国が注目されていることで、若い世代の間でベトナムの人気がうなぎのぼりのようです。お勧めのベトナムの都市は数多くありますが、中でも首都のハノイは必ずチェックしてほしい場所の1つです。本記事では、ベトナムハノイに2年半住んだ経験を持つ筆者が、ハノイの観光スポットの中心であるホアンキエム地区についてご紹介します。

活気豊かなローカルマーケット

ベトナムに行ったことがある方は、街の活気に圧倒されたことも多いのではないでしょうか。
ベトナムは平均人口の年齢が日本よりもぐっと若いこともあり、街のどこを歩いていてもエネルギーを感じる国です。
特に、ホアンキエム地区はハノイの中心地であるため、東南アジア独特の元気のある雰囲気を存分に楽しめるスポットです。
筆者がホアンキエム地区で特にオススメをしたいのは、ストリートマーケットです。
日本では夏祭りの屋台くらいしか、ストリートマーケットを見る機会はありませんが、懐かしさの残るベトナムではストリートマーケットがいたるところで開かれています。
毎週日曜日の夜になると、メインストリートは雑貨、食べ物、電化製品、コスメ、風船、おもちゃなどあらゆるものが取り揃うローカルマーケットになります。
筆者も初めて見たときは、一体どこからこんなにたくさんの在庫が運び込まれてきたのだろうかととても驚いたことを覚えています。
日本では、あらゆるショッピングがオンライン化され、商店などもショッピングセンターに統合されました。
ホアンキエム地区では、日本ではとうの昔に忘れ去られてしまったような、人情や懐かしさが残るマーケットをお楽しみいただけます。
筆者の体験談としては、日本から来たクライアントをハノイらしい場所に案内してほしいと頼まれた際に、一日の観光の最後にマーケットにお連れしました。正直その日は、ハノイの夏らしい、うだるような暑さの後だったためクライアント側もマーケットは少し見てもうホテルに帰ろうかなとおっしゃっていました。
しかし、ホアンキエム地区のローカルマーケットの圧倒的なエネルギー、若さみなぎるパワー、店のオーナーの笑顔など日本ではもう見られない光景にクライアント側も感銘を受けたそうで、予定よりもだいぶ長くマーケットに滞在して、大変楽しまれたとの事でした。
最近では、ホアンキエム地区中心にある湖の周りで週末にストリートパフォーマンスをする若者も多くいます。
ティーンエイジャーから、大人まで週末の美しい夕方の時間を、パフォーマンスを見ながら過ごす様子は等を楽しんでいただけると思います。

亀の住む伝説の池

日本や韓国はもちろんアジアの国の文化は大半が中国の影響を受けています。
特に儒教思想は私たちの文化にも色濃くその姿を残しており、敬語や年上を敬うなどの考え方は日本のみならずアジアの国で共通の文化のベースとして考えられています。
ベトナムも中国のカルチャーに影響を受けている部分がたくさんあります
そのため観光などをする際には、中国の影響を受けたデザインのお寺、宝物、書物、彫刻、ファッションなどを見かけることが多くあります。
このホアンキエム地区にも、古くから残るベトナムを感じることができるスポットがあります。
ホアンキエム地区のランドマークとも言える、大きな湖。
その中心には、伝説の神の使いが住んでいたとされています。
その神の使いは亀の姿をしており、地元の人に長く愛されています。
実際にこの亀は、ほんの数年前まで生きており、亀が亡くなった際には大きなニュースとなったそうです。
現在では、亀を愛おしく思うハノイ市民の力によって、亀をたたえた剥製が湖に展示されています。
週末にはこの剥製を見るために、観光客のみならず地元の人も押し寄せます。
剥製の展示されている寺院の見つけ方はとても簡単で、ホアンキエム地区を歩いていると真ん中にぽっかりと浮かんだ島のようなものがあります。
湖の周りの端から、御堂にたどり着くことができるので、ゲートの前でチケットを購入して中に入ってみましょう。
御堂の中は中国の影響を受けたクラシックなベトナムデザインで施された装飾があちこちに見受けられます。
夜になるとこのスポットは、あかりで照らされてとてもロマンチックになります。
歩いているだけ絵でになるので、ベトナムの地元のカップルにも人気があります。

受験の神様の文廟

神の住むスポットと同じように、ハノイ市内にはたくさんの人や歴史的なスポットがあります。
ホアンキエム地区の湖から歩いて15分か20分ぐらいの場所に、文廟と呼ばれる場所があります。
このスポットは学問の神様がいるとして称えられ、地元の高校生に大人気です。
筆者は初めてこの文廟を訪れた際に、ベトナム人の同僚と一緒にいたため、なぜ高校生に特に人気があるのかを聞いてみたところ、大学受験を若い控えた学生が、試験前にこの文廟に来て、祀ってある亀の頭を触ると、試験で良い結果を残すことができるというジンクスがある、と言っていました。
日本語が話せるベトナム人の若い層の間では、学問の神様と神の像をかけて、「カメ様」ジョーク風にも呼んでいるそうです。
実際に文廟に行って祀ってある亀を見てみると、頭の部分がたくさんの人に触られたせいか色が変わっていることがわかります。
またこの文廟では、お堂や亀の像だけではなく、周りに木なども生えているため街中にいるにも関わらず自然と都市との融合を実感できる興味深いスポットでもあります。
文廟でのお参りが終わったら、ホアンキエム地区の街中にあるコーヒーショップや、カフェ、ショッピングエリアにもアクセスしやすいため、続けて見て回れることもオススメポイントの1つです。