週末は文化的に過ごそう!ベトナムハノイの文化スポット

観光でベトナムを訪れる人も、仕事でベトナムに住んでいる人も、日本とは違うベトナムの文化を学ぶと、ベトナムのことがより深く知ることができて、ベトナムをさらに楽しめます。今回は週末に楽しめる、ハノイの文化的なスポットを紹介していきます。

文化的休日のすすめ

ベトナムに観光で行ったり、仕事で訪れたりすると文化的な価値観の違いから日本人とベトナム人の間で対立を経験する人もいるのではないでしょうか。
直接的な言い争いなどが無くとも、思っている事と相手の行動に違いを見つけたり、やりとりをする上で違和感を覚えたりすることがあるはずです。
なぜこのような「違い」が発生してしまうかというと、根本的に民族の歩んできた歴史や、価値観が違うからです。
こういった価値観の差を埋める事は一長一短ではありませんが、建設的な方法の1つとして相手の文化や歴史を自ら学んで理解を示そうとするということが挙げられます。
週末に気軽に行えて、かつ自らも楽しめる相互理解の方法というのが、文化的なスポットをめぐるということです。
ベトナムは日本人の経験してこなかった植民地の歴史や、他民族文化などがありこういったことを学ぶ事で、ベトナムの持つ多様性や異なった歴史の理歩を学習することができます。

オペラハウス


文化的スポットの1つ目のおすすめは、オペラハウスです。
オペラハウスは、ハノイの旧市街の中心エリアに位置しており、その独特な外観から外国人のみならず地元の人の注目を集める建物でもあります。
実はこのオペラハウスは、100年以上にわたる歴史を持つベ建物であり、ベトナム人のアイデンティティー形成にも影響与えた施設です。
当時フランス統治下にあったベトナムは、社会性形成における様々な分野でフランスの影響を受けてきました。
そして、オペラハウスはこの時代に西洋の建築にインスパイアされて建てられた施設の一つです。
当時、ベトナムには西洋的な音楽の概念やコンサートなどを行う習慣はありませんでしたが、フランスの統治によってこのような洋風文化が取り入れられました。

現在でも音楽を嗜む場所として使われており、ベトナム人のミュージシャンによるコンサートなども行われています。
最近ではヨーロッパで音楽を学ぶベトナム人の学生も多く、才能あふれるベトナム人の若き音楽家たちがベトナムのプライドを持ってオペラハウスで講演を行います。
オペラハウスは外観だけではなく、内観にも見とれてしまうような美しいデザインが施されているので、ぜひいちど足を運んでみてはいかがでしょうか。

オペラハウス

ベトナム民族学博物館


次にお勧めしたいのが、ベトナム民族学博物館です。
実は、ベトナムは様々な種類の民族によって構成される他民族国家です。
普段ベトナムを歩いていてもあまり意識をしませんが、サパなどの地方の街に行くと多数派のベトナム人とは違った顔つきや、異なる言葉を話す人たちがいるのに気づきます。
ベトナム民族学博物館では、ベトナムの民族の歩んできた歴史や、各民族が持つ美術工芸品などの展示が行われています。
そのため、比較的単一民族と言われる日本人にとって、ベトナムの多様性やベトナム人が大切にしてきた考え方そのものをリスペクトする良いきっかけとなる博物館です。

ベトナム民族学博物館

ベトナム女性博物館


最後にお勧めをしたいのが、筆者のイチオシスポットであるベトナム女性博物館です。
ベトナムに関して事前に下調べをした方はご存知かもしれませんが、ベトナムは女性が大変アクティブに活躍をする国です。
歴史的に日本ではやまとなでしこ的な女性が好まれてきた傾向がありますが、ベトナムではそれとは反対に、女性はよく働き家庭と社会での両方で活躍する人生を歩みます。
実際に、ベトナム人女性は出産の直前までオフィスで働き、育児休暇に入ってもほぼ100%の割合で女性は産後復帰します。
このように、ベトナム人女性は家庭も職場も人間関係も、全て心から楽しみ人生を謳歌すると言う点で大変リスペクトできる存在です。
この博物館では、ベトナム人女性が社会に於いてどのような活躍をしてきたのか、また家庭においてどのような役割を担ってきたかを詳しく紹介している施設です。
ただし、ベトナムの女性の歴はポジティブなものだけとは限りません。
筆者がこの博物館を訪れた際にビデオ展示があったのですが、ハノイ郊外に住むとあるベトナム人女性は夫を建設現場の事故でなくし、1月に100ドルを稼ぐために毎日自転車で郊外とハノイの市内往復し、野菜を売って生活をしているとインタビューで話していました。
このように、普段企業に勤めている日本人がなかなか知ることができない、ベトナムのリアリティーを知るための展示が数多くあります。
ぜひ一度、今日のベトナムの社会に関していちどじっくり考えてみてはいかがでしょうか。