ベトナムの新しいトレンド!?生産から販売まで、東南アジアのチョコレート

世界のどこでも愛されるお菓子、チョコレート。ベトナムではチョコレートはまだ新しいお菓子のため、少し前まではあまり好きではない人も多かったです。しかし近年、ベトナムのチョコレート業界は革命期を迎えています。そこで今回はベトナムのチョコレート市場に関して紹介をします。

ベトナムのチョコレート事情と世界のトレンド


ベトナムのおやつは、伝統的にフルーツや野菜などが好まれてきました。
現在の30代から40代くらいの人は、時間があればフルーツの皮を抜き、同僚や家族と一緒に食べます。
しかし最近はベトナムにも、ヨーロッパやアメリカからのトレンドが流れてきており、社会に急激な変化が起きています。
この変化は、ファッションやビジネスなどの見られる影響だけでなく、人々の食の好みにも革命を起こしました。

筆者がベトナムを初めて訪れた2016年頃、地元のスーパーでベトナム産のチョコレートを買った記憶があるのですが、チョコレートの香りこそするものの、脂っこさが強くあまり美味しくなかった記憶があります。
しかし、近年ベトナムに外国人が増え始めたことから、チョコレートの質や味にもヨーロッパのスタンダードに近づいてきました。
その証拠に、最近ではチョコレートを取り扱う地元の専門ブランドなども登場し、スイーツ産業のブランドやレベルもどんどん上がってきていると感じます。

ちなみに、ベトナム語でチョコレートはソコラー(sôcôla)といいます。
ベトナム語は声調言語のため、アクセントを間違えると意味が通じないので、ストリートフード店などで注文するときに苦戦します。
ソコラーは外来語のためフラットに発音するだけで問題ないので、チョコレート味のアイスクリームを注文するときなどはカタカナのままソコラーと発音すれば十分通じます。

ベトナムチョコレートの有名ブランド、MAROU

ベトナムのチョコレートブランドとして今世界中で注目を集めているのが「MAROU」というブランドです。
このブランドは、フランス人のスイーツ専門家によって立ち上げられたチョコレート専門ブランドです。
ロッテマートのような高級スーパーや、ホーチミンやハノイなどの大きな街にあるMAROUの専門ショップで手に入れることができます。
ベトナムは、日本の3分の1位の物価の安さで知られていますが、このブランドのチョコレートは高級品として扱われています。
価格は600円から始まり、高いものだと1000円位するものもあります。
そのため、ベトナムの物価を考慮するとかなり高い部類に入ると言わけです。

しかし前述の通り、もともと数年前までチョコレートのレベルが低かったベトナムですが、MAROUのチョコレートを食べてみると、これまでの脂っこいベトナムのチョコレートとは全く違うものであることに気づかされます。
このクオリティーであれば、値段にも納得ができます。
MAROUのチョコレートは、ラッピングもどこかデザインもどこか東南アジアのオリエンタルなテイストを取り入れており、日本へのお土産などでも人気が高いです。
チョコレートを見ているだけで楽しめるので、休日にお時間がある方はぜひお店に立ち寄ることをお勧めします。

MAROU

チョコレート好きに朗報!注目のベトナムカカオ農園


そもそも、チョコレートとはカカオから作られるのですが、このカカオの育成には中南米やアフリカなどの暑い地域の農園で生産される必要があります。
そこで、近年注目されているのがベトナムです。
ベトナムは、年間を通して熱帯気候の場所もあり、カカオの生産にもぴったりです。
そのため、近年チョコレート関係の業者の間で、ベトナム産のカカオが注目されています。
実際に、ヨーロッパのチョコレート関係の企業も、ベトナムに工場農園も工場を設置したり、農園の開拓に踏み切ったりしています。

チョコレートに興味のある方がぴったりの観光スポットが、ビノンカカオパーク(BINON CACAO PARK)です。
こちらのカカオ農園は2019年に開園した農園であり、ベトナムのカカオ農園の良さを知ることができるスポットです。
この施設では、カカオの木を実際に見たり、チョコレートの加工に関して学んだりすることができます。
普段日本人が何気なく手に取るチョコレートが、生産から私たちの手に届くまでどのような過程を経ているかを知る良いきっかけとなります。
農園では実際にチョコレートを作る過程を一部体験できるエリアもあるため、良い休日になること間違いなしです。
もちろん、チョコレートのお土産を購入したり、チョコレートを使ったドリンクなどを楽しんだりできるので、楽しく学べておいしく体験できる一石二鳥のスポットです。

ビンノンカカオパーク