ベトナムの習慣とビジネスマナーについて

ベトナム人との交流に役立つベトナムの習慣とビジネスマナーについてのご紹介です。海外の方とのコミュニケーションについては、前提に相手国の特徴や習慣・文化などを知っておく必要がありますが、だからと言ってそういったマニュアルでひとつの国民性の特徴をくくってしまうのも偏った考え方になりがちです。あくまでも参考程度に学んでおく知識としてベトナムのマナーについて知っておくと良いでしょう。

ベトナムの就業時間

ベトナム人の朝は早く、会社の就業時間7時に合わせて朝食抜きで家から出かけます。
ベトナムを訪れたことのある方はご存じかと思いますが、早朝のベトナムの街並みには屋台やコンビニに並んで朝食をとっている出勤前のベトナム人たちの様子が見られます。
一般的にベトナム人は朝食は外で食べて、朝の早い時間に効率よく食事をすませる習慣が身に付いています。
とかく時間の概念の違いから、異国人どうしのコミュニケーションにズレが生じる場合が多いので、ベトナム人の時間の使い方や一日の始まりが日本の一般人と比べると早いということを心得ておくと良いでしょう。

会う時のあいさつは握手

日本のあいさつと言えばお辞儀となりますが、ベトナムでは握手によるあいさつが一般的です。
お辞儀に慣れている日本人にとっては初対面の外国人に対して、ついお辞儀をしながら握手をしてしまうようなケースがありますが、正しくは握手は目上の人が手を差し伸べて、握手をする時はお互いの目線をしかっり確認しながら笑顔であいさつすることがポイントです。
また握手する時のこぶしの握り方は、ほどよい強さであることが望ましいです。
握手によるあいさつは心理的にも親しくなれる関係を作りやすく日本のお辞儀とは違ったコミュニケーションの方法となります。
日本人がやりがちなお辞儀をむやみに繰り返す姿勢は、外国人から見ると異様な姿に写りますので、状況に応じたあいさつとベトナム人には握手でのあいさつを心がけましょう。

電話のアポ取りの方法について

ベトナムでは電話でのアポ取りの時間については、午前11時から14時の間は避けて連絡することをお勧めします。
(11時から14時はベトナムのお昼休憩時間となります。)
アポ取りした時間は前日または当日の朝に確認することが良いのですが、ベトナム人の中にはアポ取りを重要視していない人もいますので、その日になってドタキャンや、訪問しても不在であることも想定内と心得ておきましょう。

ホーチミンとハノイのビジネス文化の違い

ベトナム戦争後のベトナムは、南北統一され社会主義国として発展してきましたが、商業都市ホーチミン(南)とベトナムの首都ハノイ(北)では異なった文化がそれぞれ見られます。
南の特徴は気候や風土に恵まれた地域から人々の気質も楽観的でお金の使い方も積極的です。
北は中国との戦争が長く続いた背景や、厳しい気候などから、先を見据えて考える思考の人たちが多くみられます。
北に比べると南の方が経済の中心となりビジネスの進んできた地域となっています。
ビジネスパートナーとしてベトナム人と付き合う場合には、南北の地域性を知っておくとコミュニケーションに役立つことでしょう。

ビジネスシーンの服装について

ベトナムは一年を通して気温は 14°Cから 34°Cに変化し、高温多雨の熱帯モンスーンで雨季と乾季に分かれています。
ベトナムの南北、ホーチミンとハノイでは気候も異なりますが、日本のクールビズのような服装であればビジネスの場で適用可能なスタイルとなるでしょう。
・北部は年間の気温差が大きく11月~4月の朝晩は寒く7~8月が最も暑い、11~12月は降雨量が少なく年間通して一番過ごしやすい時期となります。
・南部は年間通して高温で、5~10月は雨季、11~4月が乾季、雨季の始まる4~5月が最も暑い時期となります。

会食はベトナムの食事マナーを心得て

食事やお酒の席を設けることは、外国人どうしの壁を取り外してお互いに親密にもなれる機会となります。
まずは出てきた食事はなるべく残さずに食べることを心がけて、相手の行為をきちんと受け止めるマナーが基本となります。
また食事の席では、日本とは異なるベトナムの食事マナーがありますので、同席の通訳の方を通して前もってレクチャーしてもらっておくと良いでしょう。
マナー例
・丼ぶりに口をつけずスプーンを使う
・乾杯は何度も繰り返す
・支払いはテーブルで
など

ビジネス連絡のマナーについて

日本では情報管理の理由からSNSを仕事のツールとして利用することは少ないようですが、ベトナムではSNS(Facebook、LINEなど)を活用して、スタッフどうしの連携や重要な契約書類のやりとりまで行うこともあります。
また、ビジネスメールのやり取りは、フリーメールを利用している会社も多くみられます。
ベトナム人とのビジネスやメールでのやりとりでは、お互いの国どうしの習慣を尊重しながら連絡し合うことをお勧めします。

海外におけるマナーについては、前もって知識としてそなわっていることで、ビジネスシーンにおける配慮が自然と円滑にすすめることができます。
さらに、実際にコミュニケーションが行われる場においては同席の通訳の方との連携も大切な交流のひとつとなるでしょう。

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