ベトナム進出をするべきこれだけの理由

ベトナムは日本と違い平均年齢が28歳と若く、若い人材が豊富です。多くの若い人材が仕事を求めている状況です。さらにベトナムは日本や中国、アメリカと比べても物価や雇用コストが低いため、進出をしやすい状況なのです。さらにベトナムは2000年以降毎年GDPが上がっており、経済成長が続けているところも大きな魅力なのです。

物価、雇用コストが低い

ベトナムは2019年に最低賃金を4つの地域で平均5%上昇させました。
特にハノイやホーチミンといった大都市では最低賃金を5.9%あげました。
このことにより雇用コストが低いことだけが理由で、ベトナム進出をする企業は減りました。

しかし雇用コストが増えているのは、賃金が低い農業から、賃金の高い製造業さらにIT業に勤める人が増えていることがあげられます。

アジア経済ニュースによると、ベトナムの2020年の最低賃金はハノイやホーチミンで月額44万ドン(約2万350円)となっています。
このことからもベトナムの最低賃金が上がったとはいえ、日本や他の国と比べると雇用コストが低いことがわかります。

しかもベトナムは技術力が高まっていることに比例して最低賃金が上がっているため、人々のモチベーションもあがっているのです。

ベトナムの通貨ドンの為替レートは、日本円と比べて1/200です。
そのためベトナムは全体的に日本よりも物価が安いです。
例えばスーパーで購入できる商品を見てみると、500mlのジュースが25円、卵10個が100円、肉類1パック100~200円くらいと物価が安いことがわかるのではないでしょうか。

家賃も月額5万円だすと、高級マンションのレジデンスに住むことができるのです。

経済成長を続けている

以下のように、ベトナムのGDPは成長を続けています。2000年から見ても、安定して右肩上がりであることがわかります。

参考:経済産業省

一人あたりの名目GDPが2000年には402USドルだったのですが、2017年には2,353ドルと17年間で8倍近くあがっていることがわかります。
さらに2022年には3,406ドルまで一人あたり名目のGDPがあがると予測されています。

ベトナムは平均年齢が28歳と若く、少子化で労働力不足に悩む日本とは大きく状況が違います。
そのため若い人材が豊富であるといえます。
さらに小学生の頃からベトナムはパソコンや語学などを勉強する機会があり、元々勉強熱心な国民性があることから技術力の高い人材が多いです。

ベトナムの若い人たちは、親の世代が苦労をしたことから「稼いで親を楽にしたい」といったモチベーションが高く、スキルアップの為に常に勉強をしている人が多いのです。

若い人材が豊富

日本は少子化、高齢化が進んでおりさまざまな業種で人出不足となっています。
しかしベトナムは平均年齢が28歳と働き盛りの人が多いのが特徴です。
年齢層でいっても2020年で15歳未満が23.2%、働き盛りである16歳~64歳が68.9%とこれからの国なのです。

今後は65歳以上が増えるとはいえ、それでも2050年に65歳が20.4%とそれでも働き盛りの人たちもが最も多いのです。

参考:経済産業省

技術力がある

ベトナムは近年教育に力を入れており。外国語とパソコンが必須科目となっています。
また繊維産業が発達していることから、手先が器用な人が多いのも大きな特徴です。
ITの技術や工場などで作業をするスキルも高く、コミュニケーション能力も高いのです。

参考:経済産業省
上記のように、中間所得層が18年間で5倍近くなっています。
この数字はベトナムの就業環境が良くなっていること以外に、ベトナム人の技術が上がっていることを示しています。
ベトナムに外資系企業が参入していることから、賃金が上がっているのです。

しかし賃金が上がっているといっても日本よりは低く、しかも技術が高い人たちが多いためベトナムに進出する企業にとって大きなプラスとなるのです。

一点注意しないといけないのは、コスト削減のためだけにベトナム進出をすると、仕事環境がよくなりキャリアアップを考えているベトナム人とあわないことになります。
あくまで「ベトナム人はスキルやコミュニケーション能力が高い」と認知しておくことが重要でしょう。

ここまでベトナムをするべき理由を紹介しました。
ここまで書いたことをまとめると、
ベトナムは
・物価、雇用コストが低い
・経済成長を続けている

ベトナム人は
・若い人材が豊富
・技術力がある

以上のようにベトナムという国の特徴、また国民の特色を考えてもベトナム進出をするべき理由がそろっているのです。

日本企業は1990年代にベトナム進出をはじめ、長年ベトナムには援助をするなど良い友好関係を構築してきました。
2015年以降も年々日本からのベトナム進出企業が増えており、2019年には1,943社がベトナムに進出しています。

上記のような理由から、今後も日本からベトナムに進出する企業は増えていくことでしょう。