急成長の国ベトナム!主な産業を解説します!

ベトナムは長年農業王国として発展してきました。しかし2000年を超えてからは、農業以外に貿易や観光業などさまざまな産業が発展しました。また再生エネルギーやハイテク農業など、技術面が大きく向上したことにより伸びた産業もあります。

ドイモイによる影響

ベトナムはベトナム戦争の終戦後、ドイモイがスローガンとして掲げられました。
その中の一つが人間の生活に必要な産業を支援するといったものです。
そのためベトナムの主な産業に大きな変化が現れるようになったのです。

生活に最もつながりがあるのは、飲食料や、日用生活品、雑貨品、化粧品などの日曜消費財です。
これまでの価格重視から品質や安全性にこだわった商品を求めるようになったのです。
生活での必需品、また必需サービスを扱う企業は税率が5%(通常は10%)に優遇されています

税率が5%に優遇されているのは以下のサービスです。
「水、肥料、教育助成、児童用書籍、食料品、医薬品および医療機器、畜産物、農業用の特別な機器、農産品、農業サービス、科学技術サービス、基礎化学品等」
引用:Jetro

再生エネルギーとハイテク農業

ベトナムは太陽光や、風力エネルギーに恵まれたことからベトナムの気候を活かした産業としてエネルギー開発に力をいれるようになりました。
このきっかけとなったのは、経済発展をし続けたことにより電力不足が懸念となっていました。

このことから政府は2016年3月に改定第7次国家電力マスタープラン(改定PDP7)を設定し、電力開発を進めてきたのです。
その中でも力をいれているのが再生エネルギーです。
毎年1000MW以上開発されており、2028年からは毎年3000MW以上が作られる予定なのです。

参照:Vietjo

また長年のベトナムの中心産業である農業も、衰退することなくハイテクな技術を取り入れることでより効率的にできるような工夫が続けられています。
日本も農業に関するさまざまなハイテクな技術をベトナムに提供しています。

輸出産業

ベトナムはドイモイ政策がスタートしてから、海外の国と国際化を進めるようになりました。
また輸出入に力をいれるようになり、特に輸出品や輸出サービスに対しては、また国外および非関税地域での建設据付サービス、国際輸送においては税率が0%になる優遇政策を打ち出しました。
このことを功を奏し2020年新型コロナ渦においても、輸出が好調であったことから、GDPはプラス成長を続けたのです。

教育産業

ベトナムはここ10年ほど教育産業に力を入れています。
政府がSTEM教育を推進している他、学校のデジタル化、そして義務教育を10年に延ばすなど市場規模は2,100億円を超えています。

以下の表のようにベトナムは2019年には95.8%の生徒が識字できています。
これは国語表記をアルファベットに変えたことがあげられます。
小学校、中学校の就学率は小学校は100%、中学校は92.8%と高い数値ですが、高校の就学率が72.3%、大学の就学率が28.3%と数値があがっていません。

これはASEANの中でも、タイの大学進学率43%、マレーシアの大学進学率48%とまだ高いわけではありません。しかしこれらの数値が年々高まっています。

参照:Jetro
ベトナムの教育法は1998年に誕生したばかりでまだ20年ほどです。
しかし2005年にはすでに改正し、義務教育期間は以下の様に形10年間となりました。


参照:Jetro

さらに政府は英語を中心とした外国語、情報技術に強化、教師の質をあげるなど教育産業に大きく力を入れています。

これらの動きを示すように、教育分野への投資額は年々増えています。教育訓練分野の信新規企業は以下のようになっています。

参照:Jetro

また就学者一人当たりの平均年間教育費も順調に増えています。(単位千VND)

いかがでしたでしょうか。
ベトナムの産業はドイモイ政策による影響が大きいです。
国際交流を始めたことから貿易業に力を入れたり、教育業に力をいれています。
また食品などの生活必需品に関する産業も伸びています。

これらの産業には政府が税率を優遇するなど力をいれていることが、結果として現れているのです。
ハイテク産業、貿易業などいずれも日本が大きくかかわっています。
長年日本が援助していることがベトナムの産業としての発展に大きくつながっているのです。