システム開発会社の始め方(営業編)-起業したいエンジニア向け

システム開発会社を起業されたい方に向けての記事となります。ただし、その経営者の方のスキルセットとしてはエンジニアであることが前提となり、それ以外の職種の方にはご参考にならない方法になると思います。

業務委託契約

一番難易度の低い方法が、業種を問わず、業務委託契約で月のN%を、クライアントのオフィスに常駐またはリモートでお仕事する方法です。

システム開発会社を起業するエンジニアで、すでにクライアントと多数お付き合いがある経営者の方は少ないと思います。

この方法は、生活を安定させる50%、自由に働く50%というワークライフバランスを取る上で、最も賢い選択肢だと私は考えています。

大小問わず、多数の紹介企業があるので、登録してみることをお勧めします。
crowdtech
など。

単価は個人のスキルによりますが、人月フルコミットの契約で、65万円〜120万円(もっと高額なものも)などさまざまあります。

仮に、50%コミットしてその半額を毎月得られるとしたら、少し起業した時の怖さが緩和されると思います。

営業ターゲットの選定

営業ターゲットの選定は、現在の自分の立ち位置を謙虚に把握した上で決定することが、もっとも大切なことです。

中には凄腕の経営者で、そしてスーパーエンジニアで、いきなり商流の頂点(つまりより大きな企業)から直接発注頂ける方もいらっしゃいます。

ですが、私のように中級レベルのエンジニアで、特に今まで営業経験があるわけでもなく、ツテがあるわけでもない方向けに記載します。

基本的にはあなたが前職でどれだけすごい会社に在籍していたとしても、起業してしまって一人親方になれば、マンパワー的にも、社会から見られる目としても、以前より低く位置付けられることがあります。

当然、今まで請けていた大きなナショナルクライアントからの仕事は、あなた個人への信頼で発注をもらえていたということは多くなく、大きな会社の資源やリスクヘッジのために、発注企業は個人単価よりも遥かに高い金額を支払っています。

そのため、あなたが一人親方でシステム開発会社を経営するのであれば、1次請けのシステム開発会社、または2次請けのシステム開発会社の下請けとして実績を積むことが、意外と近道だったりします。

営業リスト作成方法

web制作会社年鑑20xxのような資料を入手できる方はそちらの全社のメールアドレス宛に営業をかけるのが良いでしょう。
それが入手できない場合、ひたすらGoogle検索で調べて、営業先の企業のメールアドレスまたはお問い合わせフォームをリストアップしましょう。
「Web制作 会社概要 東京都」
「Ruby on Rails 開発 東京都」
「システム開発 資本金1000万」
など、自分が求めている大きさの下請け企業にヒットするようなキーワードで検索しましょう。

媒体選定

資金力に余裕があれば、リスティング広告なども有効な手段かもしれませんが、競合が多すぎて私はあまりおすすめはしていません。

システム開発の宣伝のためにさまざまな媒体があります。

そのうちの一つに、一括見積もりサイトがあります。
一括見積もりサイトには、あいみつを取りたい大小さまざまな企業からのリクエストがあるため、相談レベルの案件であればかなり多数の案件が存在します。

例)
アイミツ

媒体によりますが、こうした多くの媒体は、案件の紹介を請けたい下請けの開発会社から、月額定額なり、紹介ベースでの紹介料なり、受注案件の売上のN%なり、何かしらの費用が発生します。

概ね、いずれの方法でも月10万円〜15万円程度は予算を投下するつもりで、媒体選定をしましょう。

まとめ

中には、いきなり個人のスキルセットを目的に、大きなお仕事を獲得できる方もいらっしゃると思いますが、多くの人はなかなかそういうわけには行かず、一から地道に実績を積み上げていくことが必要だと思います。

とはいえ、業務委託の案件も多数あり、一定の生活水準であれば十分安定的に満たせるほど、世界的にもエンジニアの価値は高騰しており、仕事には困らない市況感だとは思います。

ただし、あなたがフリーランスのレベルを超えて、組織を作っていくのであればやはりさまざまな営業手法が必要です。
従業員を1人雇用するためには、多くの仕事を用意しなければいけません
普通に歩んできた人では、なかなかツテだけでそれらの仕事量を安定供給することは難しいため、新規営業によって販路を拡大する術が、何かしら必要になってくると考えます。

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