ベトナム進出後、現地でどのように採用を行い、どういう事前準備をするべきか?

ベトナムで起業をすると、現地の人たちを採用したいのではないでしょうか。ベトナム人は平均年齢が28歳と若く、技術が高くさらに勉強熱心な人が多いです。そこでベトナム現地で採用するために必要なことを説明してきます。

ベトナム人雇用の理解を全社員が持つ

ベトナム人を雇用する前に、全社員がベトナム人と一緒に働くことを理解しておく必要があります。そのため現地で働く日本人に対して、研修をすることが必要になります。

ベトナム進出成功のカギはベトナム人

以下にベトナムがいい環境であっても、ベトナム進出成功のカギはベトナム人が握っています。そのためベトナム人を迎え入れる環境作りが重要になるのです。ベトナム人は同じアジア人で真面目な点は日本人と似ていますが、はっきりと意見をいうところは欧米人の方が近いです。

日本だと説明しなくてもわかることはあっても、文化が違うだけで伝わらないことが多くあります。またベトナム人は誇りを持っている国であり、バカにしたり人前で怒ることもしてはいけません。

前もって準備をすること

現地に行く前に最低限準備をしたいのは以下の3点です。
・会社の基本情報などがのった求人票
・説明会用の資料
・試験の準備
・人材紹介会社
・新卒の採用
・エンジニアなど特化した人材紹介会社
・ベトナムで現地採用する時の注意点

会社の案内や就業内容、給与などを記載した書類が必要になります。他にも説明会を行う場合はスライドなどの資料の準備をしてください。また日本語能力試験などの試験をする場合はその用意もいります。

求人メディア

求人広告には求人メディアへの登録、現地の人が良く見るSNSに登録をするなどさまざまな方法があります。他の方法と比べて最もコストがかからない方法であり、一気に多くの人に見てもらえる方法であります。

しかし多くの人が見るからこそ、求人内容はわかりやすく魅力的にする必要があります。しかし幅広い人がターゲットになっているため、面接をしても実際に採用まで至る確率は高くありません。

有名な求人メディアを2つ例示します。

NNA jobwire


Iconic Job


人材紹介会社

人材紹介会社を使うと、費用はかかりますがベトナムに詳しいスタッフがマッチングをしてくれるため、採用率が高くなります。面接前にマナーなどのレクチャーをしてくれるところも多い点もメリットです。

人材紹介会社は現地の会社を選ぶ方法と、JACリクルートメントのように海外展開をしている日本の企業もおすすめです。

費用をかけても、マッチング率を高めて手間を減らしたい場合は紹介会社を使うのが最もおすすめです。

新卒の採用

現地で新卒を雇うこともできます。しかし会社説明会や日本のビジネスに関する研修など、しっかりとした準備が必要になります。しかしベトナム人は勤勉であり、能力も高いことから長い間勤めてくれる人材を見つけられる可能性があるメリットがあります。

ただ新卒を採用する前に時間がかかることがあるので、しっかりと準備をすることが必要になります。

エンジニアなど特化した人材紹介会社

エンジニアなど採用したい仕事内容が決まっている場合は、ITに特化した人材紹介会社を使う方法があります。また経験者を採用したい場合は、ヘッドハンティングをすることも可能です。
自分たちでヘッドハンティングをするのは容易ではないのですが、ヘッドハンティング専門の人材紹介会社があります。

日本では人材紹介報酬が20~30%程度などかなりの費用がかかりますが、
私がお付き合いがあった何社かの人材紹介会社では、給料の1ヶ月分を成果報酬でお支払いするだけで良い会社もたくさんありました。
エンジニアは、5万/月〜25万/月など、かなり月収差がありますが、それでも日本での人材紹介会社利用時と比べると、少ないコストで効率よく良い人材を紹介してもらえた印象です。

ベトナムで現地採用する時の注意点

ベトナムで現地採用をする時、日本と違うことを再認識する必要があります。まず気を付けたいのは、面接をしてから内定を出すまでのスピードが必要になります。

日本の場合は面接が終わった後、最終決議を出すとき上司から本社まで稟議をあげていると1ヵ月以上かかることもあります。しかしベトナムでは数日の間に内定がでて、1週間後には働き始めていることが珍しくありません。
ベトナム人は1週間以上連絡がないと、不採用だったと思って次の企業へいく可能性もまたヘッドハンティングをされる場合もあります。

また給与など雇用条件は、同じポジションの日本人正社員と同じにすることが重要です。ベトナム人だけ差別をしてしまうと、法律にひっかかるので注意をしてください。

いかがでしたでしょうか。
ベトナム現地で採用する方法をご紹介してきました。主な採用方法は以下の3点です。

・求人サイト
・人材紹介会社
・新卒採用

それぞれにメリット・デメリットがあるため、実際には全てを利用している企業が多いです。まずは人材紹介会社に依頼をして、求人サイトを追加するのがおすすめだといえるでしょう。

人材紹介会社であれば、ベトナムの状況に詳しくまたマッチングをしてくれるため、採用率が高まります。求人サイトはコストがかからないですが、採用率はあまり高くありません。