ベトナム進出!どの街を選べばいいのか

ベトナムは南北に細長く日本と同じような形状をしています。日本で北海道と沖縄の風土が違うように、ベトナムも北と南では大きく違います。大都市が北にハノイ、南のホーチミンとありいずれの空港があり日本から6時間ほどです。この記事ではこの2つの都市を比較して、ベトナム進出でどの街を選べばいいのかご紹介してきます。

首都ハノイ

まずベトナムの首都であるハノイの紹介をさせていただきます。ハノイは人口約710万人の街で、活気のある街です。バスがあらゆるところまで走っており、一部の長距離路線を除いては、一律であることからコストを抑えることができます。

バスが走っていない区間はタクシーを利用することができるため安心です。

首都でありながら、ホーチミンなど南部の人たちと比べるとおとなしい人が多く、日本の企業が進出するには入りやすい街ということもいえます。しかし買い物は価格交渉がよく行われており、おとなしいながらも意見をはっきりというベトナムらしい街だともいえます。

5~9月は雨期であり、日本と同じように蒸し暑い日が続きます。しかしこの時期以外は過ごしやすいことが多く、冬もさほど寒くなりません。日本人は湿気には慣れているので、さほど苦労することはないでしょう。

ハノイとビジネス

それではハノイはビジネスの観点ではどういった街なのでしょうか。ハノイは東京のように政治関連の施設や諸外国の大使館・協力機関などが集中している街です。政府の影響を直接受ける街であり、交渉などある程度慎重に進める傾向にあります。

このようなハノイの特色もあってか、日系企業はホーチキンからハノイに集中率が変化しつつあります。人口もホーチミンと同じくらいになり、首都であることからも今後ハノイが中心になっていくと考えて街がないなさそうです。

ハノイは多くのIT企業が集まります。これは教育体制が長年継続されており、ベトナムで最難関校であるハノイ工科大学があります。さらに他にもハノイ国家大学傘下の自然科学大学や、ハノイ国家大学工科大学など揃っており、優秀な人材が集まる地域なのです。

これらの状況を考えても、優秀な人材をハノイでは集めやすく今後多くの企業が進出してくることは間違いないでしょう。

ホーチミン

ホーチキンはベトナムの南部にあり、冬でも20℃前後あります。夏は暑くなるので、準備が必要です。また気温だけでなく、人がらも落ち着いた人が多いハノイと比べるとホーチミンの方が陽気な人が多いです。

ホーチミンのベンタイン市場は1914年からあり、食品や衣類などさまざまなものが揃うマーケットです。ここでは売り手と買い手が値段を交渉してからかうことが有名であり、ホーチミンの人々は交渉をすることになれているのです。またそのこともあってか、ホーチミンには卸問屋も多く、交渉の場が多くあるのです。

ホーチミンの活気はそれだけでなく、常に祭りのような屋台が並んでいます。コロナの影響で減ってはいますが、それでもさまざまな屋台で賑わっているのです。屋台やマーケットは安く食品を購入することができるため、普段生活をするにも便利な場所なのです。

ホーチミンはかつてフランスの植民地であったことがあります。その影響からか、街並みにフランスの様子が残っており、アジアとヨーロッパが混ざったような風景が見られます。ハノイほど大自然があるわけではないのですが、都会的な要素はホーチミンの方が大きいです。お洒落なカフェなどが多いのもホーチミンの特色です。

交通マナーはホーチミンの方がバイクは多く、マナーはあまりいいとは言えないので注意が必要となります。

ホーチミンとビジネス

ホーチミンはハノイと比べて地域GDPが高く、給料も全体的に高いことから、多くの企業が集まっています。そのため人件費は高くなりますが、ベトナム人は給与をあげるために努力を惜しまないため、その分よい人材を見つけやすくもなります。

ホーチミンはハノイと比較をしても、アメリカやフランス、シンガポールなどと交流を盛んにおこなっており、国際商業都市です。そのため色々な文化が集まり英語などの語学力が高い人が多いことでも知られます。

多くの文化があり色々な人が集まるところから、マーケティングや営業スキルが高い企業が多いのが特徴です。ハノイが全体的に慎重に物事を進める傾向があるのに対して、ホーチミンでは積極的に話しを進めることが多いです。そのため営業をする場合はホーチミンの方が進みやすい可能性が高いです。

べトナムにはハノイ、ホーチミンといった大都市が北と南にあります。いずれも日本から直行で6時間ほどなので、どちらにしようか迷う企業も多いです。それぞれ特色が全く異なるので、このため企業の特色にあった都市を選ぶようにしてください。