コロナによるベトナム経済への影響とは

ベトナムは感染者がまだ少ないころから「生活用品を購入時以外の外出禁止」「公共交通機関の停止」など徹底することから、短期間での封じ込めに成功させGDPを成長させています。この結果は世界中に衝撃を与えています。成長率の高い東南アジア諸国でも唯一GDPが成長していることより、シンガポールやマレーシアを抜く勢いなのです。

2020年は世界中で、新型コロナウイルスの影響がひろまりさまざまな国、また業界で軒並み赤字、また倒産続きとなっている状況が続いています。
しかしベトナムは感染者がまだ少ないころから「生活用品を購入時以外の外出禁止」「公共交通機関の停止」など徹底することから、短期間での封じ込めに成功しています。
このコロナ封じ込めを成功したことからも、GDPはコロナ枠でありながら、成長を続けているのです。
ベトナムはコロナ枠の中でも、GDPを成長させています。
この結果は世界中に衝撃を与えています。
成長率の高い東南アジア諸国でも唯一GDPが成長していることより、シンガポールやマレーシアを抜く勢いなのです。

短期間での封じ込めに成功

ベトナムは2020年3月31日に「全社会隔離措置」を設定し、社会活動を大きく制限しました。外出は最低限、公共交通機関は運行停止などの徹底した措置であり、4月17日には市中での感染者がゼロになりました。

このあとも定期的に市中感染があるたびに隔離措置が徹底され、世界中の国と比較をしても短期間での封じ込めに成功している国だといえます。

GDP成長率は減少したあとさらに成長

ベトナムは2020年の新型コロナウイルスの影響を感じさせず、成長著しい東南アジアの中でも一人勝ちとなっています。

参考:日経新聞

2020年7~9月期は前年2.62%増とコロナの影響は世界中でありながら、GDPはプラスとなっているのです。これは新型コロナウイルスの早期押さえ込みが成功していることが大きな要因となっています。

ベトナムがGDPを成長させている要因はコロナ枠でありながら、輸出額が増えているからです。

GDPが伸びている要因

ベトナムのGDPが成長している要因は輸出額が増えていることなのですが、アメリカと中国の貿易摩擦が起こってから中国が生産移管を、アメリカからベトンムに移しているのが大きな要因です。

さらに中国は多くの企業がアメリカの制裁関税と比較して、人件費が安くさらに技術が高いベトナムに工場を移す動きが加速しているのです。もちろんコロナ感染者が増加していないのも大きな理由の一つです。

コロナに対応できたということ

世界中が対応に苦労している中、ベトナムは早々とコロナ対策をたてコロナ感染者を最小限に抑えています。そのことからもGDPは成長著しい東南アジアの中でも唯一成長しています。

この対応は正解中から見直されており、ベトナムに進出する動きは増えていくことでしょう。政府をはじめ全国民が一丸とならないと、コロナ感染者数やGDPなどの数字にはつながらなかったでしょう。

コロナ枠によりシンガポールやマレーシアを抜く勢い

ベトナムのコロナ枠での経済成長は、コロナ枠でマイナスを続けている他の国を抜いていく結果となっています。
東南アジアの主要国と比べてもベトナムは圧倒的な経済成長をしており、シンガポールやマレーシアを抜く勢いなのです。

参考:日経新聞
表のようにASEAN主要国の中でも、ベトナム以外はマイナス成長となっています。マレーシアのように観光産業の不振が大きく響いていることもよく見られます。タイも3四半期連続のマイナスとなっているのです。

IMF通年のGDP予測によると、インドネシア、タイ、フィリピンの次にベトナムが4位となる可能性が高いとしているのです。

2020年2月現在、新型コロナウイルスの感染者は増える一方であり、新型コロナ対策ができている国とできていない国とではこれからも差が開いていくことが予測できるのです。

2021年のGDP成長率目標は約6%

ベトナムは2021年のGDP成長率目標は約6%としています。

そのほかの主要な経済発展目標
1. 1人当たりGDPは約3,700ドル
2. CPI上昇率(年平均)は約4%
3. 経済成長対する全要素生産性(TFP)の寄与率は約45~47%
4. 労働生産性の上昇率は約4.8%
5. 訓練を受けた労働者の割合は約66%。そのうち、訓練を受けた資格・修了証を有する労働者は約25.5%
6. 医療保険の加入率は約91%
参考:日本貿易振興機構

GDP成長率目標は一部の国会議員から、「5~5.5%を目標にするべきではないか」との声もあがったのですが、それでも現在のコロナの状況を見ると高い数値です。それだけベトナムは現状に自信があり、それだけの数値を出しているのです。

以上のように、ベトナムは新型コロナウイルスに対して早々と対策をして、感染者数を最小限に抑えています。このことから経済に影響をさせないどころか、輸出が成功していることから世界でも珍しいGDPが成長しているのです。

これは中国が輸出拠点をアメリカからベトナムに移したことが大きいです。この要因は人件費が安く、さらにベトナム人の技術が高いことが評価されているのです。